ニュースアプリやSNSを見る時間を減らしたあと、何を読めばよいか迷う人へ。公式発表、専門メディア、好きな書き手やサイトを自分で選び、情報収集を無理なく続けるための始め方を紹介します。
ニュースを見ない時間を増やすと、最初は少し手持ち無沙汰になることがあります。
休憩中や移動中、寝る前。これまで何となくニュースやタイムラインを開いていた時間に、「代わりに何を見ればいいのだろう」と感じるかもしれません。
でも、空いた時間を無理に埋める必要はありません。
大切なのは、勝手に流れてくる話題を眺める代わりに、自分が知りたい情報を、自分で選んで受け取ることです。
この記事では、ニュースを減らしたあとに見ればよい情報と、その選び方を紹介します。
ニュースを見たくないと感じたときの全体的な考え方は、ニュースを見たくないとき、どうすればいい?必要な情報だけ残す方法で整理しています。
ニュースを減らすことは、世の中に無関心になることではありません。
ニュースアプリやSNSでは、多くの話題が一度に流れてきます。その中には生活に必要な情報もありますが、自分には関係が薄い話題や、見たあとに気分だけが重くなる話題も混ざります。
情報を減らしたい人に必要なのは、情報量をゼロにすることではなく、次のように受け取り方を変えることです。
後者に変えると、情報収集は「流れてきたものを消費する時間」ではなくなります。
何を見ればいいか迷うときは、情報を次の4つに分けてみると選びやすくなります。
全部を毎日見る必要はありません。
「これは自分にとって残したい」と思えるものを、各カテゴリで一つか二つ選ぶだけでも、情報収集の形は変わります。
ニュースを減らしても、天気、防災、交通、自治体からのお知らせなどは、生活を整えるうえで役に立ちます。
このとき大切なのは、全国の話題を広く追うことではなく、自分の行動に影響する情報だけを見ることです。
たとえば、次のような情報です。
こうした情報は、必要なときに直接確認できる場所を決めておくと安心です。
「見たくないニュースを減らしつつ、何を残すか」を具体的に考えたい場合は、見たくないニュースを避けて、必要な情報だけ受け取る方法を参考にしてください。
仕事の情報も、ニュースのように幅広く追う必要はありません。
むしろ、情報源を絞った方が、実務に役立つ情報を見つけやすくなります。
残しやすいのは、次のような情報源です。
仕事のために情報を集めるなら、「今の自分の仕事に使えるか」を基準にすると、読むものが増えすぎません。
話題になっているから読むのではなく、仕事の判断や学びに役立つから読む。この順番に変えるだけでも、情報に追われる感覚は減ります。
ニュースを減らしたあとに、最も大事な受け皿になりやすいのが趣味の情報です。
好きなチーム、音楽、映画、ゲーム、本、カメラ、料理、植物、旅行。自分が少しでも楽しいと思えるテーマなら何でも構いません。
おすすめは、話題を追うのではなく、好きな対象を起点にすることです。
趣味の情報は、見たあとに「次に何をしようか」が浮かびやすい情報です。
気分を重くするためではなく、休日の予定を立てたり、新しいことを試したりするために読む。こうした情報があると、何となくニュースを開く時間を置き換えやすくなります。
休憩中や寝る前に、短い刺激を求めてニュースを開くことがあります。
その時間に読むものを、あらかじめ別に用意しておくと便利です。
たとえば、次のようなものです。
「情報を集める」ことだけが目的ではなく、落ち着いて読むための読みものを持つことも大切です。
ニュースは、新しい話題が次々に現れることで、読むのをやめにくくなります。反対に、自分で選んだ読みものには、読み終える場所があります。
ニュースを減らした直後は、代わりの情報源をたくさん登録したくなるかもしれません。
ただ、最初から増やしすぎると、今度は別の形で情報に追われます。
最初は、次のくらいで十分です。
これだけでも、毎日読むものは十分にあります。
情報源を増やすのは、今の選択で物足りないと感じたときで構いません。
情報収集の方法を考えるとき、「どのアプリを使うか」「どのサイトを見るか」から考えがちです。
でも先に決めたいのは、どのサービスかではなく、誰の情報を受け取りたいかです。
情報源を先に選ぶと、あとから受け取り方を変えても迷いにくくなります。
選びたい情報源が増えると、「毎回それぞれのサイトを開くのは大変」と感じるかもしれません。
そのときは、情報源を一か所にまとめて、更新があったものだけを見る形にすると続けやすくなります。
ここでも、目的はたくさん読むことではありません。
自分で選んだ情報を、見たいときに見られる状態にすることです。
具体的に情報源を選び、無理なくまとめて読む形を作りたい場合は、好きな情報だけを読むには?自分で選ぶ情報源の作り方へ進んでください。
ニュースを減らしたあと、何を見るかを一気に決める必要はありません。
最初の一週間は、次のように始めるだけで十分です。
この小さな置き換えを続けると、「ニュースを見ない」ことが我慢ではなくなっていきます。
ニュースを減らしたあとに必要なのは、情報を完全に断つことではありません。
ニュースが占めていた場所を、自分で選んだ情報に少しずつ置き換える。
それが、見たくないニュースに振り回されずに情報と付き合うための、最初の一歩になります。