ニュースがストレスで見たくない人へ。見ないことへの罪悪感や、世の中についていけなくなる不安を整理しながら、災害・生活・仕事に必要な情報だけを残す方法を紹介します。
ニュースを見るたびに気分が重くなる。事件や災害、対立、炎上の話題を見たくない。でも、ニュースを見ないでいると「世の中についていけなくなるのでは」「大事なことを知らないままになるのでは」と不安になる。
そんなふうに感じているなら、まずはニュースから距離を取って大丈夫です。
ニュースを見ないことは、世の中から逃げることではありません。大切なのは、すべての情報を断つことではなく、自分に必要な情報だけを残し、心を消耗させる情報が勝手に入ってくる状態を減らすことです。
ニュース疲れ全体について知りたい方は、ニュースを見ると疲れる人へ|ストレスを減らして必要な情報だけ残す方法 もあわせて読んでみてください。
ニュースを追わないと、「無関心な人だと思われそう」「社会人として常識がないかもしれない」と感じることがあります。
ただ、世の中で起きるすべての出来事を知っている人はいません。毎日たくさんのニュースを読むことと、自分の生活に必要な情報を知っていることも同じではありません。
ニュースアプリやSNSのおすすめ欄には、自分で選んでいない話題まで次々に流れてきます。関心のない事件、怒りを誘う意見、何度も繰り返される続報まで受け取っていれば、疲れてしまうのは不思議ではありません。
ニュースを見る量を減らすことは、知ることをあきらめることではありません。情報の受け取り方を、自分に合う形へ変えることです。
ニュースを見ないと、会話についていけなくなるように感じるかもしれません。
でも、日常の会話で必要になるのは、その日に起きたすべての出来事ではありません。身近な人や仕事に関係すること、自分が関心を持てることを少し知っていれば、それだけで十分な場面も多いはずです。
「みんなが話していることを全部知らなければ」と考えるより、自分にとって意味のある情報を選ぶほうが、長く続けやすい情報収集になります。
これは、ニュースから距離を取るときに一番気になることかもしれません。
ただ、防災情報はニュースアプリのおすすめ欄に頼らなくても確認できます。気象庁は気象警報・注意報、台風、地震・津波などの防災情報を公開しており、自治体からは避難情報などが発信されます。
緊急情報は、必要なときに届く経路を別に持っておけば大丈夫です。
ニュースを毎日浴び続けることと、災害に備えることは別の話です。
仕事に必要な情報は、一般ニュースよりも、勤務先・顧客・業界・利用しているサービスの公式情報にあることが多いでしょう。
たとえば、制度変更やサービス障害、取引先の重要なお知らせは、会社の連絡、公式メール、業界メディアなどから受け取れます。
「ニュース全般」を追うより、仕事に関係する発信元を少数だけ決めておくほうが、必要な情報を見落としにくいこともあります。
ニュースを減らすときは、「何を見ないか」だけでなく、「何を残すか」を決めると不安が小さくなります。
| 残す情報 | 具体例 | 受け取り方の例 |
|---|---|---|
| 緊急情報 | 警報、避難情報、地震、台風 | 防災通知、自治体、気象庁 |
| 生活に関わる情報 | 行政、銀行、通信、契約サービス | 公式メール、公式アプリ、お知らせ |
| 自分が追いたい情報 | 仕事、趣味、好きな企業・媒体 | 公式サイト、専門メディア、ブログ |
逆に、今の自分にとって必要性が低い情報は、意識して減らしても大丈夫です。
ここで大切なのは、世の中の出来事に優先順位をつけることではありません。自分の心と生活に、どの情報を入れるかを選ぶことです。
必要な情報の選び方をもう少し具体的に知りたい方は、必要な情報だけ知りたい人へ|ニュースに疲れない情報収集の作り方 を読んでみてください。
ニュースとの距離の取り方は、一つではありません。
ニュースを見るだけで気分が大きく乱れるときは、数日から一週間など期間を決めて、ニュースアプリやSNSのおすすめ欄を開かない方法があります。
これは「一生ニュースを見ない」と決めることではありません。疲れた心を休ませるための、一時的な休憩です。
ニュースを完全にはやめたくないなら、見る時間や場所を絞ります。
たとえば、「朝に10分だけ公式サイトを見る」「寝る前は見ない」「SNSではニュースを追わない」といったルールです。
情報に触れる終わりを先に決めておくと、関連ニュースを次々に開き続けるのを防ぎやすくなります。
長く続けるなら、これが一番現実的です。
おすすめ欄を眺めるのではなく、仕事・暮らし・趣味に関係する発信元だけを自分で選びます。公式サイト、専門メディア、好きなブログなど、「読んだあとに自分の生活が少し良くなる情報」を中心にする考え方です。
NagooFeedでは、自分で選んだサイトやブログの更新だけをまとめて読めます。ニュースアプリのおすすめ欄ではなく、自分に必要な情報源だけを読む場所を作りたい方に向いています。
ニュースから距離を取ることは有効ですが、次のようなときは必要な情報を確認しましょう。
ただし、こうした情報を確認するために、毎日すべてのニュースを追い続ける必要はありません。
防災情報は気象庁・自治体、生活情報は契約先の公式連絡、仕事の情報は会社や業界の公式発信というように、情報ごとに受け取り先を分けると、不要なニュースを減らしながら備えられます。
「ニュースを見ないと世の中についていけないのでは」という不安をもっと丁寧に整理したい方は、ニュースを見ないと世の中についていけない?必要な情報は残せます を読んでみてください。
いきなり情報環境を大きく変えなくても大丈夫です。まずは、次のどれか一つから始めてみてください。
ニュースとの距離の取り方を、もっと具体的に知りたい方は、ニュースに疲れたときの対処法|無理なく距離を取る7つの方法 も参考にしてください。
ニュースがストレスなら、見ない選択をしても大丈夫です。
必要なのは、すべての情報を断つことではありません。
「ニュースを見ない人」になるのではなく、自分に必要な情報を、自分で選べる人になる。
そのくらいの距離感で、情報と付き合っていけば大丈夫です。