芸能ニュースや興味のない話題が混ざるニュースアプリから距離を置きたい人へ。公式サイト、専門メディア、ブログ、RSSを使って、読みたい情報だけを集める方法を紹介します。
ニュースアプリを開くたびに、興味のない芸能ニュース、炎上、事故、ゴシップまで目に入る。
必要な情報を少し確認したかっただけなのに、気づけばおすすめ記事を眺め続けていた。
そんな経験があると、「ニュースアプリを使わずに情報を集められないだろうか」と考えることがあります。
ニュースアプリをやめることは、世の中の出来事を何も知らなくなることではありません。
大切なのは、ニュースアプリが選んだ話題を見ることから、自分が選んだ情報源を読むことへ、入口を変えることです。
この記事では、公式サイト、専門メディア、ブログ、RSSを使って、必要な情報や好きな情報だけを集める方法を紹介します。
ニュースアプリは、短時間で幅広い話題を知りたい人には便利です。
一方で、次のように感じる人には合わないことがあります。
これは、情報への関心が低いという話ではありません。
自分にとって意味のある情報を、自分のペースで読みたいということです。
ニュースアプリから距離を置くと、「災害や大事な制度変更を見落とすのでは」と不安になるかもしれません。
ただ、生活に本当に必要な情報は、話題のニュース記事よりも、公式の確認先を持っているほうが確実な場合があります。
たとえば、次のように分けて考えられます。
| 知りたいこと | 確認先の例 |
|---|---|
| 災害・気象 | 気象庁、自治体、防災アプリ |
| 交通の遅延・運休 | 鉄道会社、道路会社、公式アプリ |
| 行政や制度 | 自治体、省庁、利用しているサービスの公式サイト |
| 仕事に関する変更 | 業界団体、取引先、専門メディア |
| 趣味の新情報 | 公式サイト、専門ブログ、好きなメディア |
「ニュースを広く見る」ことではなく、「必要な情報をどこで確認するか」を決めておく。
このほうが、必要なときに落ち着いて情報へたどり着けます。
生活に必要な情報だけを残す考え方は、必要な情報だけ知りたい人へ|ニュースに疲れない情報収集の作り方でも詳しく紹介しています。
ニュースアプリの代わりを考えるときは、情報源を次の4つに分けると整理しやすくなります。
企業、自治体、省庁、交通機関、好きな作品やブランドなどの公式サイトです。
公式サイトは、発信元が明確で、必要な情報を直接確認しやすいのが強みです。
特に、防災、交通、行政、サービスの障害や仕様変更などは、公式情報を確認する場所を決めておくと安心です。
ただし、すべての公式サイトを毎日見に行く必要はありません。
自分に関係するものだけ、更新が必要そうなときに確認できれば十分です。
技術、経済、科学、文化、スポーツ、旅行など、特定のテーマを継続して扱うメディアです。
一般的なニュースアプリよりも、テーマごとの背景や解説を読みやすいことがあります。
仕事や学びに関わる分野なら、毎日大量の記事を追うより、信頼できる専門メディアを数個選ぶほうが効率的です。
選ぶときは、「読んだあとに理解が深まるか」「見出しだけで不安や怒りを煽られすぎないか」を見てみてください。
特定の分野に詳しい人のブログ、エッセイ、ニュースレターなどです。
公式サイトや専門メディアにはない、個人の経験や視点を読めるのが魅力です。
カメラ、料理、DIY、プログラミング、旅行、読書など、趣味や仕事のテーマでは、個人ブログが役立つことも多いです。
一人の意見をそのまま事実として受け取る必要はありません。
「この人の視点は面白い」「更新があると読みたい」と思える発信を、少しずつ選べば大丈夫です。
RSSリーダーは、選んだサイトの更新をまとめて確認するための仕組みです。
サイトを一つずつ開きに行かなくても、更新された記事を一覧で見られます。
ニュースアプリのように、その日の話題やおすすめから読み始めるのではなく、自分が登録したサイトの記事から読み始められるのが特徴です。
芸能ニュースやゴシップを避けたい場合も、「見たくない記事を一つずつ消す」より、「読みたいサイトだけを登録する」ほうが続けやすくなります。
ニュースアプリの代わりを作ろうとして、最初からたくさん登録すると、また情報が多すぎて疲れてしまいます。
まずは、次のくらいから始めてみてください。
合計で10個前後あれば、十分に情報収集の土台になります。
しばらく使ってみて、更新が多すぎるサイトや、ほとんど読まないサイトがあれば外せばよいです。
逆に、もっと知りたいテーマが見つかったら、そのときに一つずつ加えていけば大丈夫です。
情報源は一度決めたら終わりではありません。
今の自分に合うように、少しずつ入れ替えられます。
情報源を選んでも、つい以前のニュースアプリを開いてしまうことはあります。
その場合は、意志の強さに頼るより、開く場所を変えるほうが効果的です。
たとえば、次のような工夫があります。
「ニュースを見ない」と決めるより、「次に開くものを決めておく」ほうが、習慣を変えやすいです。
サイトを個別に開く方法でも情報は集められます。
ただ、複数のサイトを毎回開いていると、途中で検索やおすすめ記事に流れ、結局いつものニュース画面に戻ってしまうことがあります。
そのため、選んだサイトの更新をひとつの場所で確認できるようにすると、情報収集はかなり落ち着きます。
NagooFeedは、好きなサイトの記事を集めて眺めるためのRSSサービスです。
公式サイト、専門メディア、個人ブログなどを登録し、自分が選んだサイトの更新だけを一覧で読めます。
おすすめ記事に振り回されず、仕事・暮らし・趣味に関わる情報から、自分のペースで読み始められます。
ニュースアプリを使わないことは、情報を完全に遮断することではありません。
必要な情報は、公式の確認先を持つ。
仕事や学びの情報は、専門メディアを選ぶ。
趣味の情報は、好きなサイトを読む。
そして、それらの更新をまとめて確認できる場所を作る。
この形なら、世の中の話題に振り回されすぎず、自分に必要な情報は残せます。
まずは、毎日でも見たいサイトを3つだけ選んでみてください。
ニュースアプリを開く代わりに、その3つの更新を見るところから始めると、情報との距離感が少しずつ変わります。