XなどのSNSで、フォロー外の話題や怒りの投稿、引用拡散を見てニュースに疲れてしまう人へ。SNSを完全にやめずに、ニュースを見る場所を分けて必要な情報だけを受け取る方法を紹介します。
SNSを見ていただけなのに、ニュースに疲れてしまう。
友人や好きな人の投稿を見ようとして開いたのに、途中で大きな事件、対立の強い話題、誰かを責める投稿が流れてくる。気になる見出しを一つ開くと、引用投稿や返信が次々に表示され、何が起きたのかより、怒りや不安ばかりが残ることもあるでしょう。
SNSでニュースに触れること自体が悪いわけではありません。早く情報を知れたり、関心のある人の発信を見つけられたりする良さもあります。
ただ、SNSは「自分が見たい情報」と「多くの反応を集めている情報」が同じ画面に並びやすい場所です。
そのため、ニュースに疲れているときは、SNSを完全にやめるよりも、ニュースを見る場所を分けることが役に立ちます。
ニュースサイトなら、記事を一つ読んで閉じることができます。
一方でSNSでは、ニュース記事そのものだけで終わりにくいことがあります。
情報を知るために開いたのに、いつの間にか「世の中の反応」を大量に浴びている状態になりやすいのです。
それが続くと、SNSを開くたびに身構えたり、見たあとに気分が重くなったりします。
SNSで大きく見える話題を見て、「みんなが怒っている」「世の中はこう思っている」と感じることがあります。
ただ、SNSで目立つ反応が、社会全体の意見をそのまま表しているとは限りません。
投稿する人、拡散する人、強く反応する人の声は表示されやすく、静かに読んでいる人や何も発信しない人の考えは見えにくいものです。
特に、怒り、不安、断定、皮肉のような強い感情を含む投稿は、目を引きやすくなります。
反応の大きさと、情報の重要さは同じではありません。
「よく流れてくるから大事な話題だ」と感じたときほど、自分の生活に関係するか、今すぐ知る必要があるかを一度考えてみるとよいでしょう。
SNSでニュースに疲れたからといって、必ずしもアカウントを消したり、すべてのアプリを削除したりする必要はありません。
友人とのやりとり、趣味の情報、好きな作品やスポーツの話題など、SNSに残したいものがある人も多いはずです。
大切なのは、SNSを使う目的と、ニュースを確認する目的を分けることです。
たとえば、
というように、入口を分けます。
SNSにすべてを任せないだけで、流れてくる情報の量と種類を減らせます。
ニュースを確認したいときに、最初にSNSを開く習慣があると、目的とは関係ない投稿まで目に入りやすくなります。
「何が起きたか」だけを知りたいなら、公式サイトや信頼できる報道機関を直接開くほうが、必要な情報に早くたどり着けます。
SNSは、ニュースの入口ではなく、趣味や人とのつながりのために使う。
この分け方だけでも、怒りや炎上に触れる回数を減らせます。
SNSには、フォローしていない人の投稿や、話題になっている投稿が表示される機能があります。
便利な一方で、関心のないニュースや、強い感情を含む投稿も入り込みやすくなります。
設定や使い方を見直して、できる範囲で「フォロー中」の投稿を中心に見るようにすると、意図しない話題が減ることがあります。
完全に避けられなくても、まずはおすすめ表示を長く見ないようにするだけでも違います。
大きなニュースが流れてきたとき、引用投稿や返信を追うほど、反応の連鎖に入り込みやすくなります。
気になる内容があれば、SNSの投稿を読み続ける代わりに、元になっている公式発表や記事を一度だけ確認してみてください。
そこで必要なことが分かれば、引用や返信まで追う必要はありません。
事実を知ることと、反応をすべて見ることは別です。
コメント欄や反応を読むこと自体に疲れている場合は、ニュースのコメント欄に疲れる人へ|意見のぶつかり合いから離れる方法も参考にしてみてください。
見たくない話題が繰り返し流れてくるときは、我慢して見続ける必要はありません。
SNSの機能を使って、特定の言葉、アカウント、話題を一時的に見えにくくするのも一つの方法です。
たとえば、
という調整があります。
「見たくない」と感じることは、情報に弱いという意味ではありません。自分の気持ちを守るために、表示される情報を整えることは自然なことです。
SNSでニュースを見ないようにすると、「何を見ればいいのか分からない」と感じるかもしれません。
そんなときは、あらかじめ自分が読みたい情報源を決めておくと安心です。
情報源を自分で選べば、フォロー外の話題や、強い感情を集める投稿に流されにくくなります。
SNSで話題になっていることを見ないと、「会話についていけないかもしれない」「重要なことを見逃すかもしれない」と不安になることがあります。
でも、SNSで大きく広がっている話題が、必ずしもあなたの生活にとって重要とは限りません。
本当に必要な情報は、公式サイト、自治体、職場、家族、利用しているサービスなど、別の経路からも確認できることが多いでしょう。
また、SNSで流れてくる話題は、短い時間で大きくなって、短い時間で別の話題に移ることもあります。
すべてを追うよりも、自分に関係する情報を、落ち着いたときに確認するほうが、長く続けやすい情報収集になります。
ニュースを見ないことへの不安が強い場合は、ニュースを見ないと世の中についていけない?必要な情報は残せますも読んでみてください。
SNSを見続けてしまうときは、開く前に目的を一つだけ決めてみてください。
目的を決めてから開くと、関係のないニュースが流れてきたときに、「今日はこれを見に来たわけではない」と画面を閉じやすくなります。
ニュースを延々と見てしまうこと自体に困っている場合は、ニュースをつい見続けてしまう人へ|無限スクロールをやめる方法も役立つかもしれません。
SNSのタイムラインは、何が流れてくるかを完全には選べません。
一方で、公式サイト、専門メディア、ブログなどから、自分が読みたい情報源を選ぶことはできます。
NagooFeedでは、仕事、趣味、地域、科学、文化など、自分で選んだ情報源の更新をまとめて読むことができます。
SNSのおすすめや拡散に振り回されず、読みたい情報を、読みたいときに確認するための方法の一つです。
SNSではなくRSSでニュースや更新を選ぶ考え方は、ニュースを自分で選んで読むならRSS|おすすめや炎上情報に疲れない方法にもまとめています。
SNSでニュースに疲れているなら、SNSを完全にやめなくても大丈夫です。
SNSに流れてくる情報をすべて受け取る必要はありません。
自分の時間と気持ちを守りながら、必要な情報だけを選べる形にしていきましょう。