RSSの新着記事をLINEへ通知する方法を解説。終了したLINE Notifyの代わりに、LINE公式アカウントとMessaging APIを使ってRSSとLINEを連携する仕組みや注意点を紹介します。
RSSの新着記事をLINEへ通知したい場合、現在はLINE公式アカウントのMessaging APIを使う方法があります。
以前は「LINE Notify」を使う方法がよく紹介されていましたが、LINE Notifyは2025年3月31日にサービスを終了しました。
そのため、古い記事にあるLINE Notifyのアクセストークンを使う方法は現在利用できません。
2026年現在は、
RSS
↓
自分のプログラムや連携サービス
↓
LINE Messaging API
↓
LINEへ通知
という構成で考えるのが基本です。
通常のLINEアプリには、RSS URLを登録して新着記事を購読するRSSリーダー機能はありません。
そのため、
RSS URL
↓
LINE
と直接登録するのではなく、RSSを定期的に確認する処理を間に入れます。
たとえば、
Webサイト
↓
RSSフィード
↓
定期実行プログラム
↓
LINE Messaging API
↓
LINE
という流れです。
RSSとLINEの連携方法を検索すると、LINE Notifyを使った古い記事が多く見つかります。
しかしLINE Notifyは2025年3月31日に終了しています。
2025年4月1日以降は、
などは利用できません。
LINE公式も代替手段としてMessaging APIを案内しています。
そのため、新しくRSS通知を作るならLINE NotifyではなくMessaging APIを利用します。
大まかな構成は次のとおりです。
1. LINE公式アカウントを作る
2. Messaging APIを有効にする
3. RSSを定期取得する
4. 新着記事を判定する
5. Messaging APIでLINEへ送る
RSS側とLINE側は別の仕組みなので、その間を自分のプログラムなどでつなぎます。
Messaging APIを使うには、まずLINE公式アカウントが必要です。
現在はLINE DevelopersコンソールからMessaging APIチャネルを直接新規作成する方式ではありません。
LINE公式アカウントを作成し、LINE Official Account ManagerからMessaging APIを有効にすると、Messaging APIチャネルが作成されます。
個人で自分向けのRSS通知を作る場合でも、この仕組みを利用できます。
LINE公式アカウントを作成したら、LINE Official Account ManagerでMessaging APIを有効にします。
その後LINE Developersコンソールから、
などを確認できます。
Messaging APIを呼び出す際はチャネルアクセストークンが必要です。
アクセストークンは外部へ公開しないようにしてください。
GitHubなどの公開リポジトリへ直接書くのも避けます。
特定ユーザーへPush Messageを送る場合は、LINEのユーザーIDが必要です。
たとえば自分専用のRSS通知を作るなら、
自分
↓
作成したLINE公式アカウントを友だち追加
↓
WebhookイベントからuserIdを取得
という方法があります。
Messaging APIでは、公式アカウントを友だち追加したユーザーなどへPush Messageを送信できます。
次に、通知したいRSSを定期的に取得します。
RSSには通常、
などが含まれています。
たとえばJavaScriptならrss-parserなどを使ってRSSを解析できます。
import Parser from "rss-parser";
const parser = new Parser();
const feed = await parser.parseURL(
"https://example.com/rss.xml"
);
for (const item of feed.items) {
console.log(item.title);
console.log(item.link);
}
JavaScript・TypeScriptでの詳しい解析方法は、JavaScript・TypeScriptでRSSを解析する方法でも紹介しています。
RSSは取得するたびに過去の記事も含まれるため、そのままLINEへ送ると同じ記事を何度も通知してしまいます。
そのため、
RSS取得
↓
記事IDを確認
↓
通知済み?
├─ はい → 何もしない
└─ いいえ → LINEへ通知
という処理が必要です。
重複判定には、
などを利用します。
たとえば最後に通知した記事のGUIDをDBなどへ保存しておきます。
LINE Messaging APIでは、Push Message用のエンドポイントが用意されています。
POST https://api.line.me/v2/bot/message/push
たとえばテキスト通知なら、次のようなリクエストを送ります。
await fetch(
"https://api.line.me/v2/bot/message/push",
{
method: "POST",
headers: {
Authorization: `Bearer ${LINE_CHANNEL_ACCESS_TOKEN}`,
"Content-Type": "application/json",
},
body: JSON.stringify({
to: LINE_USER_ID,
messages: [
{
type: "text",
text: `${item.title}\n${item.link}`,
},
],
}),
}
);
するとLINEには、
新しい記事のタイトル
https://example.com/article
のような形で通知できます。
シンプルな実装なら次のようになります。
定期実行
↓
RSS取得
↓
最新記事を解析
↓
通知済みか確認
↓
未通知ならMessaging API
↓
LINEにタイトル+URLを送信
↓
通知済みとして保存
この定期処理は、
などでも実装できます。
利用する環境に合わせて選びます。
RSSには本文や概要が含まれていることもありますが、LINEへ全文を流す必要はありません。
たとえば、
GIGAZINEに新着記事
○○が発表、新しいサービスを公開
https://example.com/article
くらいにすると確認しやすくなります。
LINEを記事を読む場所ではなく、
RSSで更新検知
↓
LINEで気づく
↓
元サイトを開く
ための通知先として使う形です。
1つのRSSだけでなく、複数サイトを監視することもできます。
GIGAZINE RSS ─┐
ITmedia RSS ──┤
技術ブログ RSS ─┤
↓
RSS取得処理
↓
LINE
ただし登録するRSSが増えると通知件数も増えます。
すべての記事をLINEへ送るより、
という使い分けの方が扱いやすいでしょう。
LINEへRSSを送ればRSSリーダーが不要になるわけではありません。
| 方法 | 向いている使い方 |
|---|---|
| LINE通知 | 更新されたらすぐ気づきたい |
| RSSリーダー | 複数サイトをまとめて眺めたい |
たとえば重要な障害情報だけLINEへ送り、普段のニュースやブログはRSSリーダーで読む方法もあります。
LINEへ大量の記事を送ると、通知が多くなりRSSの「静かに情報を確認できる」というメリットが薄くなることがあります。
Messaging APIでは、LINE公式アカウントの料金プランに応じて送信できるメッセージ数が決まっています。
2026年9月19日時点の日本向け例では、無料のコミュニケーションプランで月200通まで無料です。
それを超えて大量のRSS通知を配信する場合は、料金プランや送信上限を確認してください。
自分一人へ数件のRSS通知を送る程度と、多数のユーザーへ配信するサービスでは必要な通数が大きく異なります。
Messaging APIのPush Messageは、誰にでも自由に送信できるわけではありません。
たとえば、
などが対象になります。
RSS通知サービスとして他人へ配信する場合は、LINE Messaging APIの送信条件も確認する必要があります。
RSSとLINEの連携を調べると、
LINE Notifyへログイン
↓
アクセストークンを発行
↓
notify-api.line.meへPOST
という手順が見つかることがあります。
これは現在利用できません。
2026年時点で新しく実装する場合は、
LINE公式アカウント
+
Messaging API
を使う方法を検討してください。
RSSとLINEの間をつなぐ外部の自動化サービスを利用できる場合もあります。
ただし、LINE Notify終了前に作られた連携手順は現在動かないものが多いため、
を確認してから利用してください。
LINEと連携する前に、通知したいサイトのRSS URLが必要です。
サイトによって、
/feed
/rss
/rss.xml
/index.xml
などURLは異なります。
見つからない場合はRSS URLの見つけ方も参考にしてください。
2026年現在、RSSをLINEへ通知する基本的な構成は、
RSS
↓
定期取得プログラム
↓
新着判定
↓
LINE Messaging API
↓
LINE
です。
以前使われていたLINE Notifyは2025年3月31日に終了しています。
これから作るならLINE公式アカウントとMessaging APIを使い、RSS取得部分と組み合わせます。
一方、すべての記事をLINE通知する必要がなければ、RSSリーダーでまとめて読む方がシンプルです。
LINE通知は「更新されたら気づきたい」情報には便利ですが、登録数が増えると通知も増えていきます。
NagooFeedでは、自分で選んだRSSを登録し、通知に追われず好きなタイミングで新着記事を眺められます。
情報確認日:2026年9月19日