RSSリーダーに新着が届かない、フィードを取得できないときの確認方法を解説。元サイト、RSS URL、HTTPエラー、XML形式、取得間隔を順番に切り分ける手順を紹介します。
RSSリーダーに新着記事が届かないときは、すぐに登録し直す前に「元サイト」「RSSフィード」「RSSリーダー」のどこで止まっているかを切り分けます。
RSSはサイト側が配信するデータをRSSリーダーが定期的に取得する仕組みです。そのため、サイトには記事があるのにRSSへ追加されていない場合と、RSSは更新済みでもリーダーがまだ取得していない場合では対処が違います。
RSSの基本から確認したい場合は、RSSリーダーとは?好きなサイトの更新をまとめて読む仕組みと使い方を先に読んでください。
先に結論をまとめると、元サイトに新着がなければ待ち、RSS URLに新着がなければ配信元を確認し、RSS URLに新着があるのに一覧へ出なければRSSリーダーの取得時刻とエラーを確認します。この3段階を混ぜないことが、最短の切り分けです。
| 確認場所 | 見るもの | 分かること |
|---|---|---|
| 元サイト | 新しい記事が実際に公開されているか | 下書き・予約公開ではないか |
| RSS URL | 最新記事がXML内に含まれるか | サイト側のフィードが更新されているか |
| RSSリーダー | 最終取得時刻やエラー表示 | 取得待ち・登録エラーではないか |
この順番で確認すると、RSSリーダー側だけを何度も操作せずに原因を絞れます。
まず、ブラウザで元サイトを開き、新着記事が一般公開されているか確認します。
RSSは公開記事だけを配信する設定が一般的です。管理画面では公開済みに見えても、閲覧者にはまだ表示されていない場合があります。
登録中のRSS URLをブラウザで開き、最新記事のタイトルまたはURLを検索します。
XMLのコードが表示されても問題ありません。<item>、<entry>、記事タイトルなどを探し、新着が含まれているか確認してください。
新着がフィード内にない場合は、RSSリーダーではなくサイト側の配信がまだ更新されていません。別のカテゴリーフィードを登録していないかも確認します。
RSS URL自体が分からない場合は、RSS URLを探す無料ツールでサイトURLから候補を探せます。
RSS URLを開いたときの状態によって原因を分けられます。
| 状態 | 主な意味 | 確認すること |
|---|---|---|
| 404 Not Found | URLが存在しない | 新しいRSS URLを探す |
| 403 Forbidden | アクセスが拒否された | ログイン・アクセス制限・セキュリティ設定 |
| 500番台 | サイト側の一時エラー | 時間を置いて再確認 |
| トップページへ転送 | RSSが廃止された可能性 | HTML内の新しいフィード案内 |
| ログイン画面へ転送 | 公開フィードではない | 公式の購読方法を確認 |
ドメイン変更やサイト移転後は、古いRSS URLから正しく転送されないことがあります。元サイトのトップページからRSSを探し直してください。
RSS URLは開けても、XMLの閉じタグ不足、日付形式、文字コードなどの問題でRSSリーダーが解析できない場合があります。
W3C Feed Validation ServiceへRSS URLを入力すると、RSS・Atomの構文を確認できます。エラーが出た場合、読者側で直すことはできないため、サイト運営者へ伝えるか、別のフィードを探します。
警告だけで取得できる場合もあります。検証結果と、複数のRSSリーダーで同じ問題が起きるかを合わせて判断してください。
結果画面の読み方や、よくあるXML・日時・重複IDの問題は、RSSフィードを検証する方法で詳しく説明しています。
RSSリーダーは、サイトへ負荷をかけないよう一定間隔でフィードを確認します。記事の公開と同時に反映されるとは限りません。
フィード側が更新確認の間隔を示すこともあります。MicrosoftのRSSサポートでも、発行元が指定した頻度を超えて確認するとアクセスを制限される場合があると案内されています。
手動更新を短時間に何度も繰り返すより、少し時間を置いて確認してください。
記事公開から一覧へ表示されるまでの3段階と取得間隔は、RSSフィードはいつ更新される?も参考にしてください。
サイト全体ではなく、特定カテゴリーや特定投稿者のRSSを登録していると、その範囲外の記事は届きません。
例えば技術カテゴリーのRSSへ登録している場合、運営からのお知らせ記事は表示されないことがあります。RSS URLにcategory、tag、authorなどが含まれていないか確認します。
必要ならサイト全体のフィードへ変更します。ただし全体フィードとカテゴリーフィードを両方登録すると、記事が重複する可能性があります。
登録を削除する前にURLを控えておくと、原因を比較できます。保存記事や既読状態が消えるサービスもあるため、すぐに削除せず追加登録で試す方法が安全です。
タイトルと記事リンクが届いているなら、取得停止ではなく個別の表示情報に原因がある可能性があります。
| 症状 | 次に確認すること |
|---|---|
| 同じ記事が二つ以上並ぶ | 複数フィード、記事URL、guid・Atom ID |
| 画像だけ表示されない | フィード内の画像URL、OGP、画像アクセス制限 |
| 本文が途中までしかない | 配信元が全文配信か要約配信か |
それぞれ、RSS記事の重複、RSS画像が表示されない場合、全文配信と要約配信の違いで確認手順を分けています。