RSSやAtomを登録できないときに、W3C Feed Validation Serviceで構文を検証する手順を解説。エラーと警告の違い、HTTPエラー、XML、日時、重複IDの確認方法を整理します。
RSSフィードを登録できない、または新着が途中から届かなくなったときは、フィードのURLを何度も入れ直す前に「取得できるか」と「形式が正しいか」を分けて確認します。
最短の手順は、RSS URLをブラウザで開き、W3C Feed Validation Serviceへ入力することです。結果が「Valid」なら形式以外を調べ、エラーが出たら最初のエラーから確認します。
RSS URL自体が分からない場合は、先にRSS URLを探す無料ツールで候補を確認してください。
RSSの仕組みから確認したい場合は、RSSリーダー完全ガイドから始められます。
フィード検証は、RSS・AtomのXMLが仕様に沿って書かれているかを機械的に確認する作業です。
| 確認できること | 確認できないこと |
|---|---|
| XMLの構文、必須要素、日時やURLの形式 | 次の記事がいつ公開されるか |
| 同じIDや要素の重複 | RSSリーダーの次回取得時刻 |
| フィードURLへのHTTPアクセス | 会員限定記事の閲覧権限 |
| RSS・Atomとして解釈できるか | 記事本文の内容が正しいか |
検証に通っても新着が届かない場合があります。反対に、警告があってもRSSリーダーで読める場合があります。検証結果だけで結論を出さず、元サイトとRSSリーダーの状態も合わせて見ます。
記事ページではなく、RSSまたはAtomのURLを用意します。ブラウザで開いたときにXMLが表示されるURLです。
トップページしか分からない場合は、RSS URLの見つけ方に沿って、自動検出、フッター、ページソースの順に探します。
W3C Feed Validation Serviceの「Validate by URI」へRSS URLを入力します。
結果画面では、最初にフィード全体が取得できたかを確認し、その後にエラーと警告を上から読みます。一つのXML崩れが後続のエラーを連鎖させることがあるため、最初のエラーが重要です。
Validなのに登録できないときは、アクセス制限、転送、取得間隔、RSSリーダー側のエラーを確認します。
一つのRSSリーダーだけで失敗する場合は、そのサービスが対応していない拡張要素やアクセス条件が原因かもしれません。複数のリーダーで同じ結果なら、フィード側の可能性が高くなります。
NagooFeedで試す場合は、検証したRSS URLを登録画面へ入力できます。
フィードの途中でタグが閉じられていないと、それ以降の項目を正しく解釈できません。テーマやプラグインが本文へ不正な文字を出力している場合もあります。
読者側では修正できないため、サイト運営者へ検証結果のURLと最初のエラー行を伝えます。
RSS 2.0とAtom 1.0では必要な要素が異なります。Atomフィードでは、フィードを識別するid、表示名となるtitle、更新日時のupdatedなどが定義されています。
配信システムを自作している場合は、使っている形式の仕様を確認します。RSSの要素をAtomへそのまま置き換えることはできません。
日付にタイムゾーンがない、存在しない日時になっている、RSSとAtomの日時形式を混同していると警告やエラーになります。
日時は新着順の判定にも使われるため、構文上読めても記事が意図しない位置へ並ぶことがあります。
複数の記事で同じIDを使うと、RSSリーダーが同じ記事と判断することがあります。記事タイトルだけ変えてIDを使い回していないか確認します。
検証サービスが403、404、500などを返した場合、XML以前にURLへアクセスできていません。
403:外部アクセスやボットが拒否されている404:URL変更またはフィード廃止500番台:配信元の一時的な障害この場合は、元サイトから新しいRSS URLを探し直します。
link要素でフィードを案内するエラーが多い場合も、一番上から一つずつ修正して再検証します。後続のエラーがまとめて消えることがあります。
構文が有効なら、次は更新経路を切り分けます。
詳しい順序はRSSが更新されない・取得できないときの原因と確認方法で説明しています。
確認日:2026年7月22日